スクエアエニックスから発売されたオクトパストラベラーⅡ
どこか懐かしく感じるドット絵により描かれた世界。
このページに足を運んでくださった皆さんは
・ オクトパストラベラーⅡってどんなゲームなの?
・ ストーリーややり込み要素ってどんな感じ?
・ 前作(オクトパストラベラー)からどのように変わったの?
などと思っているのではないのでしょうか。
私は、70時間程度プレイしてストーリークリアまで漕ぎ着けました。
個人的には
・ RPG好きにはたまらない秀逸なストーリー
・ ドット絵で描かれた世界が素晴らしい
・ ドット絵に息を吹き込むBGMや声優さんが素晴らしい
・ やり込み要素が多く、ボリュームは十分
と感じました。
一部に改善して欲しい点もあるものの、全体的に考えれば、是非オススメした作品です。
この記事ではオクトパストラベラーⅡの魅力について伝えつつ、各項目について5段階で評価していきたいと思います。
オクトパストラベラーⅡの基本情報
発売日 2024年2月24日
対応機種 PS5 PS4 Switch XBOX PC
価格 7,800円(税込)
オクトパストラベラーⅡは、2020年に発売されたオクトパストラベラーのナンバリングタイトルとしてスクエアエニックスから発売された作品です。
ナンバリングタイトルではありますが、前作からストーリーは繋がっておらず、全く別の物語が展開されますので未プレイの方でも安心してプレイすることはできます。
総評 ★★★★☆
グラフィック ★★★★★
オクトパストラベラーⅡは、ドット絵と3DCGを組み合わせたHD-2Dという技術を使ってグラフィックを描いています。
本当にこのHD-2Dという技術が素晴らしい!
みなさんに見てもらえたら分かると思うので、プレイ中のスクショを貼っておきます。
私が貼ったスクショ(静止画)では、全てを伝えられなかったかもしれませんが、流れる滝の動きや、雲の切れ間から刺す日の光、暗闇を照らす月明かり、雪山や砂漠、木々が生い茂る森などが素晴らしい風景がHD-2Dで描かれており、生きている世界を冒険していると感じさせてくれます。
本当にオクトパストラベラーⅡの世界を歩き回るだけでも楽しく感じました。
また、戦闘中のグラフィックも美麗で、特にカメラワークが秀逸です。
フルバーストで必殺技を実行した際に通常の画角から切り替わるのですが、これがいい味を出していて普通に倒せる的でも必殺技を使って倒す!なんてこともやってしまっちゃう程です(笑)
高グラフィックのゲームが注目を集める近年のゲーム業界において、このHD-2Dという技術で描かれる世界は、違った良さがあり、文句なしの星5つを着けさせていただきました。
ストーリー ★★★☆☆(★★★★★)
オクトパストラベラーⅡでは前作と同様にそれぞれの主人公にストーリーが用意されています。
このストーリーがとても引き込まれる内容で素晴らしく、理想の国のため兄と戦う者、無くなった記憶を探す者、家族を殺された復讐のために戦う者、自由のために戦う者などなど、どの主人公のストーリーも胸を熱くさせる内容ばかりで、早く続きを見たいと思わせてもらえるものばかりでした。
オクトパストラベラーは、仲間が協力して1つの敵に立ち向かうという従来のRPGとは違い、それぞれの主人公にストーリーがひとつづつ用意されており、お互いのストーリーが交わることがないので、その点で拍子抜けしてしまう部分があります。
オクトパストラベラーⅡは、前作とは違って、それぞれの2人の主人公に用意されたクロスストーリーが実装されましたが、これもそれぞれのストーリーを深掘りするものではありませんでした。
それぞれの主人公のストーリーが複雑に絡み合って、一つの物語を作る内容であれば、もっと楽しめたのではないかと思います。
ただ、それぞれの主人公に用意されたストーリーはどれも素晴らしかったので、全体的な評価として星3つ、それぞれの主人公に用意されたストーリーについては星5つとさせていただきました。
バトル ★★★★★
オクトパストラベラーⅡでは、前作と同様にターン制バトルが採用されています。
各キャラクターの素早さなどで行動速度で攻撃する順番が変わるターン制バトルを採用しています。
全ての敵はシールドで覆われており、ダメージを与えるためには、弱点を突いた攻撃でシールドを破壊する必要があることから、雑魚敵相手にも様々な攻撃を繰り出して敵の弱点を探したりする手間が必要です。
この手間が、面倒くさそうだと思われるかもしれませんが、ストーリーのダンジョンは基本的に短いものが多いので、そこまで手間だと感じませんでした。
また、本作では新たに底力という新要素が組み込まれており、各主人公には必殺技が用意されています。
この底力は、大ダメージを与えられるものから、味方のステータスを大幅にアップさせるものまで様々で、この底力で局面を打開できたり、パーティーの窮地を建て直したりと、バトルにおいて重要な役割を担っています。
正直、物語の前半の方は、敵をぶん殴るだけで勝てる戦闘がいくつもありますが、物語の後半になるにつれて難易度は上がっていきます。
初見では攻略できないボスが山のよう現れることから、自分なりの戦略を練る必要があり、とても歯応えのある戦闘を楽しむことができましたので、文句なしの星5つを着けさせていただきました。
BGM ★★★★★★
先に書いたHD-2Dで描かれるグラフィックや、それぞれの主人公に用意されたストーリーは、もちろん素晴らしいものばかりでしたが、個人的にオクトパストラベラーⅡで1番素晴らしいのは、BGMと声優さんだと思っています。
物語の節目で流れるBGMは、プレイヤーの心が高めてくれるものばかりでした。
また、苦悩したり、希望に満ち溢れる主人公に命を吹き込んでくれる声優さんの声は、本当に素晴らしく、プレイしながら拳を握り締めたり、涙を堪えるようなゲームは久しぶりでした。
時代に逆行するようなドット絵の世界に命を吹き込み、ここまで没入できる作品となっているのは、間違いなく、BGMや声優さんのおかげだと思います。
文面でこの良さを伝えるのは難しいですが、実況プレイをしているYouTuberも多数おられますので、実際に見てみてください。
一度見てもらえたらこの素晴らしさは、伝わるはずです。
BGMについては、大満足で星5を超える星6つをつけさせていただきました。
やりこみ要素 ★★★★★
やり込み要素は十分で、サブクエストなどや探索は一旦放置してストーリー重視でプレイして70時間程度でゲームクリアまで辿り着いています。
本作は、昼や夜で街やフィールドがガラッと顔を変えることから、探索要素は強めです。
サイドクエストも豊富で、とある街で困っている人の解決方法が別の街で見つかったりするので、本当にサブクエストにハマりだすと沼ります。(笑)
サブクエストや探索をやりながらストーリーに取り組むと余裕で100時間を超えるようなボリュームのあるゲームになっているのではないかなと思います。
クリアしてもまだまだ楽しめるゲームってことですね!
まとめ
ここまで読んでもらった人なら分かると思いますが、オクトパストラベラーⅡは本当に非のうちどころのないゲームに仕上がっています。
下手な3Dのゲームに比べたら全然オクトパストラベラーⅡの方が絶対に面白いです!!
古き良き時代の王道RPGが好きな方は是非プレイしてみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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