【FF16】クリア後レビュー これぞ神作。全てにおいて言うことなし。(総評95点)

PS5

こんにちは!まきやんです。
FF16がついに発売されましたね!
私も仕事終わりの僅かな時間にプレイしてだいたい55時間くらいで、ストーリークリアまで漕ぎ着けることができました。
この記事を見ている方の中には

FF16は面白いのか?
結構な値段がするけど買って損はしないのか?
・PS5を買ってでもやる価値あるの?

などという疑問点から購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
先に結論からお話しすると、

間違いなくFF16は本当に神作です。
PS5を買ってでも遊ぶ価値がある作品です。


最近、RPGを購入してもなかなかのめり込めないなーっていう作品が多かったのですが、寝る間も惜しんでプレイした作品は、本当に久しぶりでした。
スクエニさんに「夢中になれるFFを作ってくれて、感動をありがとう!」って伝えたい気持ちでいっぱいです。
この記事を見て下さった皆さんも是非同じ感動を味わって欲しいので、FF16について良い点や悪い点について書いていきます。(悪かった点を探すのが本当に難しかった。笑)

FF16の基本情報

FF16は、スクエアエニックスからファイナルファンタジーシリーズの16作目のナンバリングタイトルとして2023年6月23日に発売されました。
販売価格は
通常版(パッケージ・ダウンロード)が税込9900円
デジタルデラックスエディションおよびパッケージのデラックスエディションが、税込1万2100円
コレクターズエディションが税込3万8500円です。
前作のFF15が発売されたのが、2016年なので、約7年ぶりのナンバリングタイトルとなります。
対応機種は、現時点ではPS5のみとなっています。
対象年齢は、15歳以上
キャッチコピーは、【その正義は、何を救うのか】です。
↑私も主人公の掲げる正義は、本当に世界を救っているのだろうか。と考えながらプレイしていましたので、まさにピッタリのキャッチコピーと感じました。

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ストーリー

クライヴとジョシュアの2人が語らう場面

ネタバレ防止のため、冒頭部分だけ・・
FF16は、マザークリスタルの加護によって、繁栄を極めたヴァリスゼアという大陸が物語の舞台です。
ヴァリスゼアは、エーテル(星の生命力)が結晶となったもの(クリスタル)使用して世界の人々が魔法を使うことができ、そのクリスタルの加護により繁栄した大陸です。
そのヴァリスゼリアでは、黒の一帯(エーテルが枯れてしまい、死んでしまった土地)が広がりつつあり、各国はマザークリスタル(クリスタルが更に集まった巨大な結晶のような物)の支配権を巡って争い続けていました。
主人公クライヴ・ロズフィールドが生まれたロザリス公国も隣国とクリスタルの支配権を争っていました。
そのロザリス公国には、国の窮地に召喚獣フェニックスドミナント(召喚獣に顕現できる能力を有した特別な人種)が現れ、人々を救うと言い伝えが残されていましたが、フェニックスドミナントに選ばれたのは、クライヴの弟ジョシュア・ロズフィールドでした。(クライヴロザリス公国の第一王子で、ジョシュアは第二王子)
クライヴは、ジョシュアを守るナイトとなって、ロザリス公国に身を捧げる決意をします。
ジョシュアを守り、ロザリス公国に繁栄をもたらすために・・

良い点

重厚かつ作り込まれたストーリー

各国の思惑や軍議の場面も描かれ、ストーリーが厚みを増す

FF16は、本当にストーリーが素晴らしい。
後述するアクションに全振りしたスタイリッシュな戦闘や、迫力ある召喚獣バトルは、FF16を語る上で欠かせない要素の一つですが、私は、ストーリーが際立って素晴らしいと思います。

FF16では、主人公クライヴが、次第に絶望が溢れていく世界の中で、人が人として生きられる世界を創るために戦うというメインストーリーがテンポが良く展開していきます。
遊園地のジェットコースターのように抑揚のある展開が続き、プレイしながらここで、こう来るかー!って1人で何回も唸ったのを覚えています。
(個人的に常に先が気になる展開が続き、ストーリーがダレてるなーっと感じることはありませんでした)


また、サブストーリーも大変優秀でした。
サブストーリーは、主にクライヴ以外の登場人物を深掘りする内容になっています。
登場人物の1人1人に魅力的なストーリーが用意されており、そのサブストーリーとメインストーリーが、重なり合って奏でるストーリーがとても素晴らしいと感じました。
登場人物について深掘りするサブストーリーは、序盤から面倒くさがらずにやっておくことをお勧めします。
(個人的には、サブストーリーをやっておくことでエンディングに対する解釈も変わってくると思います。)

とは言っても、最近のRPGは、作り込まれたストーリーであるがゆえに、プレイヤーが置いてけぼりになるゲームが多いですよね。
しかし、本作ではプレイヤーが置いてけぼりを喰らわないように、アクティブタイムロアという単語や登場人物について解説してくれるシステムが搭載されていて、ストーリーがややこしくなってくる中盤以降からヴィヴィアンというキャラクターから、現在の世界情勢や登場人物の状況について解説してもらえます。(これが、相関図や地図を用いて解説してくれてとても分かり易い。)
間違いなくFF16のストーリーは、他の神作に勝るとも劣らない重厚なものに仕上がっていると感じました。

スタイリッシュな戦闘

本作は、数多くのアクションを繰り出して敵を倒していくアクション要素満載の戦闘となっています。
主人公クライヴが、繰り出すことができるアクションの数も豊富で、アビリティポイントを自由に振り分けて、自由度の高い戦闘を繰り広げることができます。
(アビリティポイントの振り直しが何度でも可能で、自分好みにカスタマイズすることができます)
アクションのメインを大技に振り分けても良いし、小技に重きを置いて敵を翻弄する戦い方に重きを置いても良く、プレイヤーの好みに合わせることができます。
また、アクションを繰り出すときの剣を纏う炎や雷、爆風などが美麗なグラフィックで楽しむことができ、飽きが来ない戦闘を楽しむことができました。

しかし・・
これだけアクション要素に重きを置いていたら、アクションが苦手な方は、尻込みしてしまいそうですよね。(私もアクションゲームが得意ではないので、最初は不安でした。)
しかし、本作では、敵の攻撃が当たるタイミングで時間の流れが遅くなり、回避を出し易くするといった効果であったり、攻撃をオートで繰り出してくれる効果を持つ、アクションの難易度を下げることができる補助アクセサリーを序盤から装備することができるようになっており、アクションが苦手な人でも手軽に遊ぶことができるようになっています。
FF16は、連打ゲーで面白くないといった感想もチラホラ見かけましたが、相手の攻撃に合わせて繰り出すカウンター要素の強い玄人向けのアビリティも用意されていて、補助アクセサリーを使用しなければ、歯応えのある戦闘にすることも可能なので、その点については心配しなくても良いと思います。
このような作りになっていることから、制作側は、より多くの人にFF16を触れてもらい、前述した最高のストーリーを見てもらいたいといった思惑があるのかもしれませんね。

大迫力の召喚獣バトル

本当にこの召喚獣バトルには、驚かされました。
初見でこの召喚獣バトルを見たときは、迫力が凄すぎて、まさに空いた口が塞がらないと言った言葉がピッタリの状態になっていました。

これは、私が実際にプレイしている映像のスクショを見てもらった方が良いと思いますので、スクショを載せておきます。


↑やばすぎませんか?ド迫力すぎます。(語彙力なくてすいません。。)
間違いなく、今までのゲームでは味わうことができなかった体験が待ってます。
召喚獣バトル自体も、アクションバトルとなっていますが、前述したアクセサリーの恩恵を受けることができますので、アクションが苦手な人でも大丈夫です。

PS5の性能をフルに発揮させた圧倒的なグラフィック

召喚獣ジヴァ

上記、戦闘や召喚獣バトルに引きずり込む1つの要因の中にグラフィックの美麗さは、欠かせないと思います。
FF7リメイクではその映像の素晴らしさに驚いた方も多かったかもしれませんが、本作は、それを上回るレベルで映像が綺麗なのではないでしょうか。
この作品のグラフィックをプレイヤーに届けるには、きっとPS5でしか無理だったのでしょう。
冒険しているフィールドの木々や、遺跡の壁面、流れ落ちる壮大な滝、辺り一面に広がる砂漠などなど、書ききれない程の景色が圧倒的なグラフィックで描かれています。
また、主人公クライヴを含め多くの登場人物も表情豊かに描かれており、物語にプレイヤーを引き込む要素の一つになっています。

向かい合うシヴァとタイタン

物語にのめり込ませてくれる素晴らしいBGM

本作は、BGMも素晴らしい。
戦闘中に流れる音楽がストーリーの抑揚を完璧に捉えていて、プレイヤーをFF16の世界に引きずり込んでくれます。
デンディングで流れる米津玄師さんが歌う「月を見ていた」も素晴らしくマッチしていました。

悪かった点

前述おとおり、全体を通して最高のゲームであることは間違いないです。
悪い点について探すのは、本当に難しかったのですが、強いて挙げるのであれば、次の2点です。

フィールドや拠点での歩く速度が遅い

本作では、フィールドと街や村などといった拠点を行き来することになるのですが、そこを歩くスピードが遅いのが気になりました。
フィールドでは、ダッシュできたり、チョコボに乗ることができるので、そこまで気にならないのですが、街を歩くスピードがとにかく遅い。。
このせいで、とても良い内容に仕上がっているサブクエも面倒くさく感じてしまう場面がありました。

エンディングの描き方

下記内容は、FF16のストーリーが素晴らしく、大変満足できる内容であるということを大前提としてお話しさせてください。

エンディング(ストーリーの結末)を変えて欲しかったという訳ではありません。
ただ、エンディングでは、主人公やその他の人物のその後についてもう少し描いて欲しかったなと思います。
前述したストーリーやサブクエなどから、主人公クライヴや、その他の登場人物に対して、深い思い入れができてしまったからこそ、あの登場人物は、その後どうなったのだろう?と気になって仕方なかったのですが、少しあっさりとした終わり方だったなーというのが正直な感想です。

まとめ

これまで、つらつらとFF16について書いてきましたが、どうでしたか?
うまく伝えられたか分かりませんが、FF16について少しでも気になってもらえたり、買ってみようかなと思って頂けたら幸いです。
間違いなく、お勧めの作品ですので是非手に取ってみてください。
最後まで、読んでくださりありがとうございました。

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